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花咲くころ

ジョージア映画

2013|監督:ナナ・エクチミシヴィリ、ジーモン・グロス


14才で結婚。恋は、まだ知らない。

↑ PIJの広告とは少し意味合いが違うのかもしれないのだけど、ジョージア(グルジア)の女の子の「誘拐婚」にはとにかく驚いた。14才での結婚は珍しいことではないらしい。女の子を強引に連れ去っての結婚なんて許されない!と思う私は、価値観の違う異国の人間なのだろうか…
護身用のピストルをくれた男の子もいたのに、彼女はまだ人生の中で恋愛経験自体がなく、自分や相手の気持ちにすらちゃんと向き合えていなかった。結局、連れ去った男と結婚することになってしまったのだが、結婚自体を「イヤ!」と思っていないところが、この映画の中で一番の問題点のように思う。女性にも相手を選ぶ権利があったり、自分で生きることができる道があるということに気づいていないし、多分気づこうともしていない。トルコ映画『裸足の季節』の女の子たちみたいに、常識より自分の感覚を大事にする生き方を、ジョージアでもようやく女性が考え、表現できるようになってきたのだろうなぁ。常識だったことを急激に変えるのは難しいとは思うが、世界の女性たちの自由や幸せを、同じ女性として祈る思いである。

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