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阿賀の記憶

2004|監督:佐藤 真


時間が過ぎるということ。過ぎていくということ。

白くて眩しい光のトンネルを越えるような、山道を車で走る序盤の映像があまりにも美しい。天国に続く道のようで、ワクワクする景色。知っている顔が時々見える。ああ、阿賀のおじいちゃんだぁ。黒い淵で囲まれた白い布が見えたとき、あれ?おじいちゃん死んじゃったの?と思った。白い布にドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』が映ると、現実だか映画だかよく分からなくなり、自分が起きているのか眠っているのかすらわからなくなってくる。…『恋恋風塵』に出てくる野外の映画鑑賞シーンみたいに、親しい人たちと外で映画を観るのが私の夢だったの。心の通い合った信じられる人たちと一緒に、不安のない楽しみだけの中で、身体中の力を抜いてみたかったの。…睡魔の中で、あちらこちらを彷徨うことになり、不思議度が上がる幸福な時間。 『阿賀に生きる』はドキュメンタリー!と思うけれど、『 阿賀の記憶』は作りが全然違うところが面白い。完全に感性の世界。でも、『阿賀に生きる』を事前に観てないと、充分に堪能できないかもなぁ。それにしてもプロデューサーの方の漢字が間違っているところが引っかかる。なんで?


cinemarble.hatenablog.com

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