ロブスター

2015|監督:ヨルゴス・ランティモス|アイルランド,イギリス,ギリシャ,フランス,オランダ,アメリカ


独り身禁止。結婚相手を見つけられなかったら、人間界から追放。

設定が奇天烈で超面白い。特に前半はブラックユーモアの嵐。相手を見つけられなかったら、主人公の男はロブスターになりたいと言う。だが、そう言いつつも簡単にロブスターになる訳はなく、「恋愛禁止」の森に入っていくことに。それにしても、付き合う相手を見つける気満々の時は見つからず、「恋愛禁止」と言われると、何故か好きな人が現れちゃったりするのはどうしてなんだろう。恋愛禁止区間でこっそり愛を深めた男女が森を出て街に行こうとする後半は、切羽詰まった必死さでいっぱいだ。リスクを伴ったとしても、「覚悟がなければ提案してない」。また、自分のコンプレックスになってる点(鼻血が出やすい、冷酷…等)を相手に見つけた時、共感や理解を得られてカップルになりやすいのも、なるほど!と思った。人は自分に似た異性を好きになるものなのかも。彼女と同じコンプレックスを持とうとするラストは超極端!と思うが、それが愛の形と思ったんだろうなぁ。ここを笑いとばして良いのかわからないけれど、私なら猫に生まれ変わりたい。

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