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Cinemarble

ミニシアター系映画の感想

カリフォルニア・ドールズ

アメリカ映画

1981|監督:ロバート・アルゲリッチ


女子プロの頂点を目指すふたりと男性マネージャーのポンコツ3人組。

彼女たちの成功を信じるマネージャー魂に涙…。ダイアモンドの原石を見つけたような喜びは何ものにも変えられない。また、それを感じ取った彼女たちも、夢を諦めず困難に立ち向かう。
だが、世の中は不条理ばかりだ。賄賂、八百長、反則技…騙されたりバカにされたり。絶対嫌だった泥仕合とか枕営業とか…プライドがズタズタになりながらも、彼女たちはタイトルマッチの日を迎えることに。
マネージャーの粋な計らいによる艶やかな登場シーンから、めちゃめちゃテンションが上がって興奮しまくった。最後の試合のシーンが格別に素晴らしい。お約束のように反則技を連発される上、無能なレスリーにも腸が煮えくり返るが、全身全霊をかけた捨て身の試合に運命の女神が微笑んでくれる。(回転エビ固め最高!)人が頂点を目指す時、肝の座った覚悟が必要だ。ポンコツ3人組の覚悟が結集した結果、観衆のエネルギーをも巻き込むような展開へと変貌するところがいい。
じ、人生の縮図のようだ…。気がつくと、だらだらと涙を流しながら手を強く握っていた。