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Cinemarble

ミニシアター系映画の感想

#2

マーブル模様

「解説」の魅力


年頭の楽しみ、箱根駅伝が今年も終わってしまった…

青学、完全優勝おめでとう! 今年は東洋、駒沢が映る時間帯が少なくて不服だったのだけど、確かに復路の4位争いは見応えがあったので仕方がない。青学優勝は素晴らしかったのだが、駅伝の醍醐味は抜いたり抜かれたりする意外性でもあるので、正直決まったような1位には、そんなにそそられなかった。

今年、超カッコよかったのは何と言っても東洋の服部勇馬君! イケメンだからではない(いや、イケメンではあるんだけど)。山梨学院のニャイロ君(8人抜き達成(!)のスゴい選手)には2度も抜かれてしまったが、動じずに静かに耐え、後半には黙々とニャイロ君を抜き、ものすごく自然にいつの間にか青学に迫っていたところにめちゃくちゃ感動したのだ。(確か22秒差ぐらいまで追い上げていた!)いやー、すごい選手ですね。

すごいと言えば、日テレ。
私は普段TVをほとんど見ない人なんだけど、歴史ある箱根駅伝の番組の作り込み方がかなり気に入っている。しかも、解説が素晴らしい。

だいたい元旦はニューイヤー駅伝(社会人)を見るのだけど、TBSの解説は…うーん…ちょっと解説者変えた方が良いんじゃないかなぁ。正直解説がイマイチなので、見ても見なくても…と思うんだけど、箱根(駅伝)で育った選手(例えば柏原君とか)が出てるので、見ないわけにいかない。来年からは多分勇馬君も出ることになると思うので、やっぱり見てしまうと思う。

正直ほとんど選手の名前を覚えていないにも関わらず、箱根駅伝が楽しみになってしまうのは、何と言っても解説が素晴らしいからだ。選手として出場できる人間は一握りだが、実は故障して急遽出られなくなってしまった選手や、精神的な支えとなった家族など、おそらく想像を絶するような膨大な数の人々が、箱根駅伝と関わっていると思う。TVには映らないかもしれないそれらの人々にも、解説者はあたたかい眼差しを向けていてキュンとする。

今年は青学で最後に給水係を志願した男の子の話に思わず泣いてしまった。給水は一瞬。でも彼らにはここに来るまで様々なドラマがあって、それを短い言葉で伝えようとするアナウンス技術が素晴らしいのだ。選手の横で走っている車にはお父さん(監督)が乗っている…とか、今この選手はどんな思いでゴールしたのか…とか、競技だけでなく、選手のバックグラウンドや想いを熱く、冷静に伝えてくれるのがたまらない魅力だ。

もちろん駅伝は選手ありき。でもファンの心をガッチリ掴んでいるのは日テレの解説なのでは。
今年はそんなことをふと考えた。
きっと映画にも通じるだろう。深く作品を理解するためには、優れた解説に出会えるかどうか。
今年は映画本も読んでみようかなぁ。

それにしても、箱根駅伝は飽きない。2日間…何か食べたりトイレに行ったりはするので、もちろん視聴は途切れるけれど、何でこんなに集中できるんだろう。
映画にも8時間とか10時間とかの長い作品もあるそうだが、そっちは耐えられる自信がないなぁ…。

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