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Cinemarble

ミニシアター系映画の感想

シークレット・ミッション

韓国映画

2013|監督:チャン・チョルス


与えられた使命を果たすため、韓国で生きる北のスパイたち。

「レッド・ファミリー」はキム・ギドク脚本だから、タブーに挑戦している部分を「そう来たか」という感じで受け止めらるのだが、この映画の場合、人気俳優を起用してしまっているので、エンタメにしちゃって本当に大丈夫?と心配してしまう。(大丈夫ですように…)
スパイたちが死ぬ間際に「戻りたい」と言った時、想像していたのが祖国の暮らしではなく、韓国での伸びやかな暮らしや自分を大切にしてくれた母親的存在の女性…というのがやたらと胸に残った。
国、ではないが、できる限り尽くしてきた会社に対してちょっと似たような思いを感じた私は変な人だろうか。素直に命令に従っても目標達成できていなければクズだし、代わりはいくらでもいるので私の命なんて知ったこっちゃない、って感じなところがちょっと似ているような気がした。私が戻りたいのは学生時代、かな。親や先生に怒られながらも、自分らしくのびのびと生きることができたのは、あの頃だけだった気がする。