ほとりの朔子

2013|監督:深田 晃司|日本・アメリカ合作


ヤンヤン 夏の思い出』にちょっと似てる。朔子 夏の思い出。

ストーリーからは外れてしまうが、本作の中で最も私の心をとらえたのは、原発イベントのタカシのスピーチだった。確かに原発は良くないし、地元へ帰りたいと思ってる人もいる。…でも、みんながみんな、同じ考えとは限らないのではないだろうか。 「こうあるべき」という理想論は、果たして全ての人間に当てはまるのだろうか? 元々そこに住みたくなくて、これを期に移住できたことを喜んでいる人がいるかもしれない。また、これを期に原発の仕事を辞めた人もいるだろう。そんなことは声を大にして言うことでもないのに「福島に住んでいた」というだけで、気の毒がられたり被害者代表として発言を求められたりするのは、何だかおかしい。人には色々な考えや思いがあり、人に理解されないこともあるだろう。「みんなと違う」ことはなかなか許されないので、なかなかそれを表現しにくいのだが、あえて映画にこういうエピソードを取り入れたのかもしれないな…と思ったりした。


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