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ボヴァリー夫人とパン屋

2014|監督:アンヌ・フォンテーヌ


田舎に住む素朴なパン職人が、隣に越してきた人妻に胸をときめかすお話。

名作と同じ名前の女性が名作と同じ運命をたどるのではないかとヤキモキするおじさんがとても可愛らしい。まるで「家政婦は見た」の市原悦子みたいに、陰ながら美しい人妻を見守るのだ(男性版だけど)。妻にはまんまと見透かされていて白い目で見られているのだが、おじさんはまるで少年のようである。
フランス映画にもこんなにわかりやすく、面白い作品もあるのかと思うと、ちょっと感動。わかりやすいのに手抜きもしておらず、ラストの息子の発言には大ウケ。それを助長するようなエンディングの音楽も面白くてたまらない。