朝食、昼食、そして夕食

2010|監督:ホルヘ・コイラ|スペイン=アルゼンチン


人と出会った時、親しくなりたい時、気持ちを打ち明けたい時、別れる時…人は人と食事をする。この映画では孤食のシーンはなく、必ず2人以上が一緒に食事をしており、その人間関係の群像といった感じの作品。
色々な食事があったけど、一番印象的だったのはゲイカップルが実の兄にバレて気まずくなった人たちかなぁ。別れることになった男女とか、昔好きだった人と再会して人生をやり直そうとしている人妻も気になるな。…人から理解されなかったり、満たされなかったり、どこか孤独で寂しい自分を抱きしめて生きているような人たち。
映画の色彩が豊かでエネルギーみなぎる陽気さも感じられるが、食事を共にしても繋がりきれない切なさのようなものも、心の中に残った。