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恐怖分子

1986|監督:エドワード・ヤン


この世には、知らなくてもいいことがある。
だが、「知らなくていい」と知ってしまうと、人はそれをスルーできなくなる。怖いもの見たさ、という好奇心。たくさんの孤独が切り取られ、バラバラに表現されているのに、時間の経過と共に集められ、スクラップされているような映画。理解されず、満たされず、思いが伝わらず、誰かを信じることができず、わからず、許せず…ただただ、壊れていく。日本人としては、街中に貼ってあった『南総里見八犬伝』(真田広之薬師丸ひろ子主演の角川映画)の看板が気になった。もしそのころに本作が日本で上映されていたら、今みたいにこの映画の価値を感じられる人は少なかったかもしれない。


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